#Retro Mixtape Vol.02

本日の学習曲:Whitesnake – Here I Go Again
会話でそのまま使える英語フレーズを5個ピックアップ。

ヴァン・ヘイレンで学ぶ英語|Jump のフレーズ5選

ハードロック

80年代ロックといえば外せない Van Halen(ヴァン・ヘイレン)

記事にしやすい代表曲は “Jump” (1984) です。シンセサウンドと明るい歌詞が特徴で、英語フレーズ学習にもピッタリ。

英語フレーズ解説

① “I get up, and nothin’ gets me down.”

(立ち上がっても、何も俺を落ち込ませやしない)

  • get up = 起き上がる、立ち上がる
  • get someone down = 落ち込ませる

② “You got it tough, I’ve seen the toughest around.”

(お前も大変だろう、でも俺はもっと厳しい奴らを見てきた)

  • tough = 厳しい、きつい
  • the toughest around = この辺で一番タフなやつ

③ “And I know, baby, just how you feel.”

(君の気持ちはよく分かってるよ)

  • just how you feel = まさにどう感じているか

④ “You got to roll with the punches to get to what’s real.”

(本物にたどり着くには、殴られても転がり続けなきゃならない)

  • roll with the punches = 困難に耐える、逆境に適応する

⑤ “Ah, might as well jump!”

(だったら飛び込んじまえ!)

  • might as well = どうせなら〜した方がいい
  • 人生のチャンスに飛び込む=ポジティブなメッセージ

🌍 当時の時代背景

  • 発表は1984年、アルバム『1984』に収録。
  • エディ・ヴァン・ヘイレンが弾いたシンセサイザーのイントロが当時としては革新的。
  • MTV全盛期に、このポップでキャッチーな曲は世界中で大ヒット。
  • Billboard Hot 100で初の1位を記録。
  • バンドのイメージを「ギターだけじゃない」「新しい音を取り入れる」存在へ変えた。

🇯🇵 日本の状況

  • 1980年代の日本は洋楽チャート番組やFMラジオが人気。
  • 「Jump」は日本のディスコやラジオでもヘビーローテーション。
  • 当時の若者は歌詞の意味が分からなくても「Jump!」の掛け声で盛り上がった。
  • レンタルレコード→カセット録音文化の中で、Van Halenは “勉強しながら聴くロック” としても親しまれた。

🎹 トリビア

  • 歌詞の着想は、ニュースで「ビルから飛び降りようとする男」を見たことから。 → それを「飛び込む勇気」のメタファーに変えた。
  • ミュージックビデオはシンプルにライブ演奏風景。MTVで大量に流れたことで爆発的にヒット。
  • 日本のファンの間では「シンセ=売れ線」と批判もあったが、結果的にバンド最大のヒット曲となった。

📌 まとめ

Van Halen の Jump は、

  • 「挑戦への勇気」を歌った前向きな歌詞
  • ロックにシンセを導入した革新性
  • MTV時代の象徴的ヒット

を兼ね備えた名曲です。

英語学習でも “might as well ~”“roll with the punches” のような実用的フレーズが学べる一曲です。

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