MTVが生んだ奇跡
1980年代後半、MTVでこの曲のMVが大量に流れました。
アクセルの独特の歌い方やスラッシュのトレードマーク、
そしてあの髪型とバンダナ姿が一気に「ロックスターの象徴」になったのです。
あの黒いCDジャケットのTシャツは今でも結構着ている人を見かけますね。
ほんとにやんちゃな(それどころではない)お騒がせバンドでした。

英語フレーズ解説
① “She’s got a smile that it seems to me…”
(彼女の笑顔は、僕にとってまるで…)
- she’s got= 彼女は〜を持っている(= she has)
- it seems to me = 私には〜のように思える
② “Reminds me of childhood memories.”
(子どもの頃の思い出を思い出させる)
- remind someone of = 誰かに〜を思い出させる
③ “Where everything was as fresh as the bright blue sky.”
(すべてが青空のように新鮮だった)
- as fresh as = 〜のように新鮮
④ “Where do we go now?”
(これからどこへ行こう?)
- サビで繰り返されるフレーズ。迷い・不安・期待を込めた一言。
⑤ “Sweet child o’ mine.”
(愛しい僕の子ども/君)
- o’ = of(短縮形、歌詞ではよく出る)
- 直訳は「私の甘い子ども」だが、恋人や大切な人への呼びかけ。
🌍 当時の時代背景
- 発表は1987年、デビューアルバム『Appetite for Destruction』収録。
- Billboard Hot 100で1位を獲得。
- MTVのヘビーローテーションで一気に世界中に広まった。
- 80年代のグラムメタルの派手さとは一線を画す、ストリート感とリアルさが魅力。
🇯🇵 日本での影響
- 1980年代後半、日本でもガンズは一気に人気に。
- レンタルレコード・カセット文化の中で若者の間に浸透。
- 1992年の東京ドーム来日公演は「伝説」と呼ばれるほど大規模。
- 当時の洋楽ファンの間で「ガンズ聴いて英語の歌詞を覚える」のは定番だった。
🎸 トリビア
- 実はこの曲、元々はギタリスト スラッシュがふざけて弾いたリフから始まった。
- ボーカルのアクセル・ローズが「そのリフいいじゃん!」と即興で歌詞をつけ、完成した。
- サビの「Where do we go now?」も、レコーディング中に「次どうする?」とメンバーが話していた言葉がそのまま歌詞になった。
👉 偶然から生まれた、まさに“奇跡の名曲”。
📌 まとめ
Guns N’ Roses の Sweet Child O’ Mine は、
- シンプルで覚えやすい英語表現が多い
- ストリート発のロックが世界を席巻した象徴的な曲
- 誕生秘話もユニークで、英語学習ネタにも最適
英語学習では remind of 〜 や Where do we go now? のような表現をぜひ覚えて使ってみましょう!


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